マーケへの就活

マーケティング職や広告代理店への就職を目指す人のためのブログです。

広告代理店に入社しました!~広告代理店の役割~

お久しぶりです。けーぴーです。

実は(?)私、18卒で、四月に社会人デビューした訳なのです。

18卒であることは以前からブログ等で書いていましたが、知らなかった方もいますよね汗

実際に広告代理店に入社したことにより、これからはより現実的、具体的なことが書けるかなぁーと勝手に思っております。

ただ、今はまだ研修を受けたり、先輩についていったり程度の仕事内容なので、また暫くしてからいろいろ書くつもりです。

 

さて今回は広告代理店の中の人から見た広告代理店の役割について説明したいと思います。

これが分かっていると、仕事内容も想像しやすいハズ!

 


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広告代理店の起源とは

「起源から説明するんか~い!」というツッコミ、ありがとうございます。

個人的に、ここから説明した方が分かりやすいと思うんですよね。

 

広告代理店の起源は、広告主の代わりに新聞広告の枠を代理で購入したとこから始まったと言われています。名前の通り、代理店ですね笑

そして、皆さんのご存じの通り、ラジオやテレビといったメディアが生まれてきますよね。そこで、新聞の広告枠だけではなく、テレビやラジオといったメディアの広告枠を代理で購入し、広告主が総合的なプロモーションを依頼できる企業として広告代理店が発達していった訳です。その過程で制作も請け負うことになり、イベントやネットといった宣伝活動も取り込んでいき、あらゆる宣伝活動を1つの窓口から一括して依頼できる企業となりました。

 

メディアバイイング機能がどうとか、ややこしいことから説明したりする人もいますが、簡単に言うと、

電通博報堂といった広告代理店に依頼すれば、テレビからネット、イベントまで、一社でまとめて自社の宣伝活動を考え、実行してくれる!」ことが広告代理店の大切な役割です。

少しずつ変化の兆しも見られますが、基本はこれです!

 

 

あと、広告代理店の必要性を考えるときにややこしいポイントが、テレビ局といった媒体側にも営業がいることです。テレビ局の営業も、広告主にこの枠を買いませんか?とアピールしたりします。そうなると、「広告代理店って必要なの?」って思いませんか?私は以前から思っていました。TVCM流すのなら、テレビ局と直接契約するだけでいいじゃんと。ここでしっかり理解しないといけないのが、媒体の営業は自社の媒体しか売れないことです。フジテレビはフジテレビのCM枠を、テレビ朝日テレビ朝日のCM枠を売ろうとしてくる訳ですね。

意外と盲点なのですが、「テレビCMを流す」時に、「フジテレビとだけ契約して流そう!」なんて考えるクライアントは殆ど居ないのです。キー局だけでも5社ある訳です。いろんな局の広告枠から最適なものを選びたくないですか?その上、BSにも流そうとしたり、新聞広告も出そう、ラジオも流そう、ネットでも広告を出そう!と考えると、「契約とかやり取りがちょーめんどくせー!!」ですよね。

そんな時、広告代理店に依頼すれば、契約周りも制作関係もひとまとめにやってくれるわけです。なんと便利!

 

この説明で、ちょっとは分かってくれたかな。。

そして次の話題に入ります。

 

 

広告代理店の都市伝説的な評価について

広告代理店は、裏で世間を操っている。政治や経済、メディアを操っているみたいな評価をされることがしばしばあります。確かに、そういう一面も無くはないのですが、ある意味で過大評価かなあと思いますね笑

 

広告代理店の基本的な仕事は、クライアントのプロモーションや宣伝を企画、実施することです。

それゆえ、あらゆる業界がクライアントになりうる訳です。ブラック企業として有名な企業なんてのはもちろん、宗教系や政治系のクライアントにもサービスを提供する訳ですね。

 

分かりやすくクライアント側から仕事を説明しましょう。

自民党を例にして考えてみましょう。自民党のような政治団体であっても、TVCMや新聞広告を出したりしますよね?

こんなとき、自分たちだけでTVの枠を買ったり、製作を進めていくことは到底不可能なわけです。人員も限られますし、メディアバイイングは基本、広告代理店にしかできません。ここで自民党は、広告代理店に依頼して総合的なプロモーションをしてもらおうと考える訳です。というより、必然的に広告代理店に依頼するしかなくなる訳ですね。

こんな感じで、政治系、宗教系といったクライアントの宣伝活動にも必然的に広告代理店が絡んでくるわけです。

 

ただ、業界外の人たちでこの一連の流れを理解している人は一部だけです。殆どの方は理解していないですし、興味もありません。

そんな中で、自民党が広告代理店と組んでいると情報が出ると、「やっぱりアイツらが一枚噛んでいた!」「電通が洗脳をしようとしている!」「黒い関係がある!」と言われる訳です。例え不正がない取引をしていても、裏で何をしているかが表に出てこないために胡散臭く思われるわけです。

 

TVCMが流れた時点で、電通と○○はグルだ!なんて言う人達も出てきますよね笑

間違いではないんですが、ちょっと広告代理店を過大評価し過ぎな感じがします。

本当にただCMを流していただけでも、裏でどーのこーの言われたりしますからね。

実際不正があったりする時もあるようなので、そこらへんは余り強く言えませんが。。

 

という感じで、今回は終わりにしようと思います!

なにか質問等あればぜひぜひTwitterまで!

合説は不安かね。

もう合説の時期ですね~。

緊張してきますよね。

 

今回は、合説にかいていくつかゆるーく書いてみようと思います。

 

 

ほんとそんな感じです。

業界を定めている人、企業研究を既にしている人、意識高い人ほど行かなくても大丈夫です。

逆に、意識低い人はいったほうが良いです。

就活が始まった感を全身で感じることができますから。

spiとかやらなきゃですよ、みなさん。

 

 

ぼっちは辛いですが、ぼっちでいったほうがいいですよ?

自分と同じ業界を希望している友人、どれほどいますか?

また、友達が大手病だったりしませんか?

自分の興味がある企業を中心に回りたいなら、一人で行くのが一番です。

就活は人生を決めるものなんだから、連れション感覚で友達とつるむ必要はないよ。

 

 

自分もよく私服でいきました。

人事に覚えてもらえたりしますよ。

ふざけすぎた格好じゃなかったら大丈夫。

気楽にいきましょう。

 

 

こんなのもあるんだねーー

 

 

 

こういうこと言う企業は気持ち悪い。

確かに合説デートみたいなのってどーなのって感じではあるけれど。

人事の人は、自分が『選ぶ側』だと思い込み、学生に対して上から接してきたり評価してきたりします。

おごり高ぶっていやがるわけですよ。

こういう選ぶ側の人が調子に乗っちゃうの、監獄主の法則だかなんだかってちゃんと名前もついていたと思います。

こういう人事は、企業が学生から『選ばれる側』でもあることを理解していない訳です。

浅ーい会社ですよ。

 

例えば、トンボ鉛筆が震災の際の採用活動で大炎上した事件があります。

http://owakonch.com/archives/13407141.html

「こういう企業には入りたくない」という風に思ったら、その気持ちも大切にするべきです。

 

 

てなかんじで、ゆるーく記事を書いてみました。

リクルーター制度のある企業、ガチでまとめてみた!(90社以上)

どうも、けーぴーです。

みなさん、リクルーターとはなにか知っていますか?

もしかしたらリクルーターが既についているという就活生もいるかもしれませんね。

リクルーター制度をうまく使えば、目指している企業に有利に就職できるかもしれません。しかし逆に言うと、制度によってあなたの評判が落ち、不採用となる危険性もあるのです。急にリクルーター面談が始まり、アピールしたいことがアピールできなかったり、企業研究が不十分でがっかりされるというようなケースはしばしばあります。

 

 
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リクルーターとは

さて、ここでリクルーターについて簡単に説明してみます。

簡単に言うと、先輩社員による非公式な面談のようなものです。就活生側は、社員と面接ではない形で話すことで、企業について知りたいことを自然に聞くことができます。社員の雰囲気もよく分かりますね。

企業側としては、面接の前や後に就活生と社員が接触することで、就活生の能力を見極めたり、志望度を確かめたりする訳です。また、社員としっかり話すことで、企業に愛着を持ってもらったり、就職後の仕事内容をしっかり理解させ、イメージギャップによる離職を減らす役割もあるでしょう。

 

リクルーター制度のある企業一覧。

そして、そんなリクルーターがある企業が日本には沢山あるわけです。

金融系や外資は総じてある傾向がありますね。

さあ、具体的な企業を挙げていきます!

 

いろんな業界の様々な規模の企業がありますね。

沢山調べてみましたが、情報が過去のものであったり、噂程度のものもあると思います。注意してください。(あくまで参考程度に。)

また、リクルーターがつくかどうかは、説明会に参加したかどうかや、エントリー内容、学歴、学部学科、コネクションなど様々な要素で変わってきます。リクルーターが付かないからといって不安になる必要はありません。

 

リクルーターがつくためには色々条件があったりします。身近にOBの方がいたら、是非リクルーター制度の有無や内容など、色々聞いてみましょう!

ではでは。けーぴーでした。

「マーケターになるには。」が分からない新卒者へ。

マーケターになるには。

「マーケターになりたい!」けど、「なり方が分からない。。」って人、多いはずです。

特に新卒採用では、その傾向が高いはずです。まず、どんな会社がマーケターとして採用してくれるのかが解らないですよね。その上新卒者は、基本的には社会人としての経験もないため、面接でなにをアピールすればいいのかもよく分からないですよね。うーん、大変です。

また、マーケターと言われる人がどんな仕事をしているかも分からなかったりしますよね。テレビや経済系の記事で取り上げられるマーケターの姿は、一般人にも分かりやすいように加工された姿です。そのイメージだけで志望動機等を作ると、なんとも浅いものになっちゃいます。ブランドマネジメントがしたい!とか下手に言っちゃうと、社会人から突っ込まれまくります。辛いですね。

 

そこで今回は、「マーケターになるには。」を有名な企業の中途採用ページから考えていこうと思います。

何で中途採用ページなの?と思われるかもしれませんが、その理由は新卒用のページよりも「求められる能力がハッキリしているから。」という単純なものです。

新卒採用では、「能力のありそうな者」を採用しますが、中途採用では「能力のある者」を採用します。

つまり、中途採用の条件を見た上で新卒採用に挑むと、企業が求めているものを理解した上で、自分の能力や将来のキャリアについて語れるわけです。となると、中途採用のページを確認しないなんてもったいないですよね。

 

マーケターにもいくつかの立ち位置がある。

募集要項を見る前にまず、マーケターの定義をしなければいけませんよね。

マーケティングに携わる仕事には、大きく二つあります。

  1. 事業会社
  2. 機能会社

 です。これらの違いは分かりますか?

事業会社は、例えば飲料メーカーなどの、商品、サービスを実際に作り、消費者に提供している会社です。

それに対して機能会社は、そういった事業会社をサポートする会社で、例えばコンサル等が含まれます。

 

マーケティング領域における事業会社と機能会社については、この画像が分かりやすいです。ちょっと古かったり、例が少なかったりしますが。知っている企業はどれくらいありますかね。
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マーケティングをやりたい!と考えている人は、この中でも特にどの立ち居ちをやりたいか考えてみてください。それを考えることで、少しずつ地に足がついて仕事を把握することができてきます。

 

マーケターに求められる能力とは。

では、ここからが本番です。実際にいくつかの企業の中途採用条件を見ていきましょう。

 

まず、P&Gの中途採用を見ていきます。

P&Gは多くのマーケティング人材を排出していることで有名ですね。USJの盛岡さんとか。

http://pgsaiyo.com/career/function/mkt/recruit/index.html

現在p&gでは、アシスタントブランドマネージャーという職種を募集しているようです。

 

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条件の中で、特に印象的なのはTOEIC800点以上というものですね。これがないとまず応募する資格がないようです。

そして、※マーケティング経験は問いません。という注意書があります。つまり、実務経験よりも英語能力をかなり重視しているようです。

 

しかしながら、「デジタルマーケティングやeコマースの就業経験があること。業界を問わず、マーケティングやブランド業務に携わった経験があれば、尚可」とのことなので、これらの能力も有利になると考えられます。また、戦略的思考・データ分析が生かせる仕事のようですね。

 

次に、P&Gが外資だったので、日系の会社ということでファーストリテイリングを取り上げてみます。

https://www.fastretailing.com/employment/ja/uniqlo/jp/career/marketing/joblist/

ファーストリテイリングでは、マーケティングに関する細かい職種がかなりある様子ですね。

 全体的に、CRMやWebコンテンツ、データ分析などの、デジタルマーケティング系の職種が目立ちます。しかし、商品企画やPR、販促系の仕事も多く目立ちます。職種によって条件は異なりますが、デジタルマーケティングの運用、分析経験や、事業会社での企画・販促をマネジメントした経験、広告代理店でのストラテジックプランナーの経験、さらにアパレル系の経験も生かせるようです。いろんな職種があっていい会社ですね。自分の興味を持てるものが一つくらいあるのでは?あと、全体的に英語の能力も求められるようですね。

 

次に、総合広告代理店である電通中途採用を見ていきます。

電通は正社員をあまり中途でとっていないようですね。入りたい人は新卒採用を狙いましょう。

契約社員としては、営業職を募集しており、広告会社での実務経験があり即戦力となる人を募集しているようです。

また、正社員としては総合職としてではなく、専門職としてデジタル事業領域を通年で募集しているようです。その他の事業領域という欄もありますが、内容が曖昧であまり期待できませんね。

デジタル領域としては、デジタル領域におけるマーケティングコンサルティングおよび分析、Eコマースサイト制作・運用、広告関連システム開発、デジタル領域におけるアプリケーション開発、デジタル領域におけるメディアプランニングおよびコンサルティングなどの能力が必要だそうです。

 

他にも参考程度にいくつかのホームページを載せておきますね。

参考にしてみてください。

 

USJ

http://recruit.usj.co.jp/career/recruit/career.html

ユニリーバ

https://www.unilever.co.jp/careers/professionals/

博報堂

http://www.hakuhodo.co.jp/employment/carrier/

サイバーエージェント

https://www.cyberagent.co.jp/careers/professional/

マッキンゼー

https://www.mckinsey.com/japan/careers/role-descriptions/ja-jp

 

 

 

 

という訳で、数社の中途採用条件を見てみました。ここから、面接での会話内容や志望動機を考えていけば、他の学生とはかなり差がつけられるはずです。

強いキーワードとなるのは、英語、グローバル、デジタル。

そのあたりでしょうね。

 

マーケティングが分かるおすすめ本!就活生向けに!

マーケティングとは何?これが意外と難しい。

 

マーケティングと聞いて、何をイメージするでしょうか。

市場調査やリサーチのイメージでしょうか?それとも広告のイメージでしょうか?ブルーオーシャン戦略などの経営戦略をイメージした方もいるかもしれません。

 

さて、今挙げたこれら全て正解でもあるんですが、完璧な答えだとは言えません。企業のマーケティング活動の中に、リサーチや広告は含まれています。しかし、広告やリサーチ=マーケティングという訳ではないのです。ややこしいですかね?(笑)

よく言われるマーケティングの説明の中で、一番分かりやすい説明は、「商品が売れる仕組みをつくること」だと私は思います。商品が自然と売れる仕組みをつくるために、市場調査をし、商品開発をし、価格や流通を工夫し、プロモーションを仕掛けていくのです。これら全てが企業のマーケティング活動です。さらに言うと、発売した商品のリピーターを維持するためのメールマガジンやアプリ、顧客の声を聞いて改善に生かすためのコールセンターを運営することなどもマーケティングに含まれるのです。顧客が求めているものを把握して、営業のトークを改善することだってマーケティングなのです。売れる仕組み作りですから。企業によってはマーケティング部門に営業の部署があったりしますよ。ちょっとマーケティングのイメージとちがいますよね。○○マーケティングなんていう営業会社があるのはこういうところから来ているのです。(たぶん。) 

 

色々と話しましたが、言いたいことは、マーケティングってややこしい!! ってことです。何も勉強をしていないと、面接で突っ込まれて泡を吹いて死にます。

 

マーケティングがやりたい!という人は、どの領域でやりたいのかしっかり決めているでしょうか?事業会社のマーケティングを志望している方が、面接でプロモーションをどうするかばかり話していたら、社員の方からはがっかりされるかもしれませんよね。マーケティングに興味がある人は、しっかりとマーケティング全体の知識をつけておきましょう。という訳で…

 

 

マーケティングのおすすめ本をまとめてみました。

これら全部自分が読んだものです。

 特におすすめなものには、おすすめ!と書いておきました。

 

 

ドリルを売るには穴を売れ

ドリルを売るには穴を売れ

 

マーケティング界隈で有名な言葉に、「ドリルを売るには、穴を売れ」という言葉があります。これは、ドリルが欲しいお客さんは、ドリル自体が欲しいのではなく、穴を開ける必要があるからドリルを買うのだということを表しています。この本では、「顧客が求めているものは何か」という視点で基礎中の基礎をストーリーに沿って学べます。初心者向けだと思います。

 

 

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

 

マーケティングには、どういう戦略・戦術があるのか、また実際にどういった企業がどういう戦略でシェアを奪っていったのか、市場を作り出していったのかということが学べます。この本は事例が多く取り上げられており、楽しくなるほどなあと読みやすいです。ただし、元々が海外の本であることと、時代が少し古いので、今読むには少し残念。ただ、いろんな人がおすすめしていた気がします。

 

 

図解 実戦マーケティング戦略

図解 実戦マーケティング戦略

 

 マーケティングの全体像について書いてあります。説明も分かりやすく、マーケティングとはなんぞやといったイメージをうまく形成するのに役立つと思います。個人的には、表紙が賢そうで好きですよ。

 

新版MBAマーケティング

新版MBAマーケティング

 

 おすすめ!

これ、隠れたマーケティングの名著だと個人的に思っています。他の人がおすすめしているの見たことないです。マーケティングの全体像について学べるのですが、具体的な近年の日本の事例を用いてマーケティングの重要性を説いてくれるので大変面白いです。あと、実務的なマーケティングの全体像を学べるのはこれが一番かな!と思います。その場でマーケティングの実務に生かせるという訳ではないのですが、今現在マーケティングにはどういう仕事があるのか、どういった場面で役立てられているのかが分かりやすいです。あとケーススタディが多く、大学の授業みたいに進んでいくのが個人的には素敵です。

 

 

なぜ戦略で差がつくのか。そしてそもそも戦略の定義とは何なのか。マーケティングの施策をどのように戦略的に編み出していくのかなど、相当な文量で書かれています。超重要にも関わらず曖昧になりがちな戦略・戦術の考え方を教えてくれます。ただ、就活生向けというよりは実務でやっている人向けかもしれません。内容は割と難しいので、他のマーケティングの本を読んでから読むのが吉。

 

 

 USJ三部作。どれもおすすめです!就活前にこれらの三部作が発売されていて本当によかったと思います。それくらい魅力的なマーケティングの本です。この本から三部作は始まりました。それもあり、一番読みやすい本かなと思います。この本では、革新的なアイデアを生み出す「イノベーションフレームワーク」を中心に書かれています。マーケティングの中でもアイデアの出し方に興味がある人向けかな。

 

 USJ三部作の二部目!一部より時間軸が遅く発売されたこともあり、個人的には二部のほうが充実しているかな?と思います。この本では、「マーケティングフレームワーク」を中心に書かれており、一部よりマーケティング目線でUSJの改革について知ることができます。マーケティングの基礎を学びたいかたにもかなりおすすめです。USJが事例ということもあり、かなり分かりやすいです。

 

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

 

 おすすめ!

すんごい本。紹介している本の中で一番おすすめです。値段は結構するのですが、その分面白さも、学べるものも多いです。確率思考の戦略論ということで、筆者がどのように数字に熱を込めて仕事をしてきたのか、そして実際にUSJはどのようになっていったのかについて書いてあります。著者二人の頭のよさと熱意の両方を感じました。マーケティングの本では、どうしても理論やケーススタディを多く扱ってしまう傾向があります。この本では、実際にUSJの需要予測に用いられた数式が公開されており、マーケティングはサイエンスであるということをひしひしと感じさせられます。圧倒的な力の差を見せつけられ、マーケティングってなんとなく楽しそうといった感覚で仕事はできないなと痛感させられます。マーケティングへの覚悟をするためには必読の本かもしれません。マーケティングはアートでもありますが、それ以上にサイエンスなのです。

 

マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦! ―

マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦! ―

 

 おすすめ!

マンガで分かる!からといって、幼稚な内容だと勘違いしないで欲しいとても良い本です。(笑)自分が読んだのは改訂版ではないのですが、このシリーズはすごく読みやすくて、敬遠されがちなデジタルマーケティングの面白さを分かりやすく教えてくれます。マーケティングには興味あるけれど、デジタルは地味でつまらなそうと考えている人は、是非読んでみてください。

 

MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 宣伝会議

MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 宣伝会議

 

 

 おすすめ!

マーケティングの本は、消費財メーカーや広告代理店の著者が書いている物が多いのですが、これは珍しくメディア側の人間が書いたマーケティングの本です。自分は正直メディアにはあんまり興味がなかったのですが、これをよんでメディアにも興味を持つようになりました。メディアがあるということは、そこに(ほぼ)必ず広告があるということです。広告が成り立つということは、そのメディアに載せて欲しい商品があるということです。意外と無視しがちなメディアとマーケティングの繋がりについて学べる名著です。あと読みやすい。

 

アドテクノロジーの教科書 デジタルマーケティング実践指南

アドテクノロジーの教科書 デジタルマーケティング実践指南

 

 おすすめ!

デジタルマーケティングに関しては、ちょうどいい難しさの本が少ないかもしれないです。まず先程紹介したwebマーケティングのマンガで知識を仕入れておくのがおすすめです。SEOとか、リスティング広告とかアフィリエイト広告とか、そこらへんからさらに踏み込んでデジタルマーケティングの全体像について学べると思います。今のデジタルの仕組みって凄いなあと思いましたね。。

 

 

さらにいうと、テレビ番組のガイアの夜明けカンブリア宮殿ワールドビジネスサテライトあたりはマーケティングの事例の宝庫です!これらは元々誰にでも分かりやすく編集されているのですが、マーケティングを学んでから見てみるとさらに楽しくみることができます。テレ東大好き。

 

今回は、色々な本を紹介してみました!本によっては最初に読むと難解だったりつまらなかったりするので、何冊か簡単そうなものも含めて読んでみるのがおすすめです。

 

 

(確率思考の戦略論は本当に読むべきだよ。。!)

19卒就活解禁までにしておきたいこと。

SPIとか玉手箱はほんと滅びろ。あ、どーも、けーぴーです。…夏インターンに行った人たちは、そろそろ就活がだれてくる時期ですよね。インターンだけで燃え尽きちゃう人も多いのでは。

そこで、解禁までにこれはやっておくべき!ということを就活経験者目線でまとめてみましたぞ。

 

 

 

インターンにいっておくこと。

インターンは終わっても、秋冬インターンがまだまだありますよ。いく目的は二つあります。

 

行きたい業界の情報を知るため。

行きたい業界の実際の業務内容やトレンド、これからの課題などを知りましょう。実際の選考でも、業務内容をしっかり理解しているかはよく聞かれます。業務内容と乖離したことをやりたいと言った場合、減点されることも多いです。

 

合わない業界を見極めるため。

これも本当に大事です。商品が好きだからと言って、その商品を製造、販売する過程まで面白いかというとそうでもありません。自分の行きたいと思っていた業界があんまり楽しそうに見えなかったという事はよくあります。合わない業界は早めに切り捨てましょう!

 

 

ベンチャー外資系の選考に参加する。

ベンチャー外資系の企業は選考解禁が早い傾向があります。またいろんな業界の企業がありますので業界研究にもなります。エントリーシートを書いたり、選考を受けたりとした練習ができます。近年の就職活動は短期決戦です。ぼやぼやしてると、選考解禁したもののうまくいかず改善もする暇なく、志望していた会社の選考に落ちまくるかもしれません。これはほんとうにつらいよ。

 

・行きたい業界、職種を定める。

金融行きたくないと言っていた人が金融に行く事案が毎年大量発生しています。金融は知名度・給料共に高いのに採用人数が多いです。自分のやりたいことがしっかり定まっていないと、金融の誘惑に飲み込まれます。金融に行くのが不幸という訳ではありませんが、金融に興味がない、合わないのに金融に行くのは確実に不幸です。(これは金融だけでなく他の業界も同じです)自分の軸をしっかり持ちましょう。あと、業界だけでなく職種も決められるとなおよしです。たとえば総合広告代理店では、営業、コピーライター、CMプロデューサー、デザイナー、マーケティング、ストラテジックプランナー、デジタル、ダイレクトマーケティング、プロモーション、PR、などなど、会社によっていろんな職種があったりします。またその職種の中でもいろいろ業務内容が分かれてたりしますね。(分かりやすいのだと営業でも広告主側かメディア側かみたいな。)

 

SPIや玉手箱などの勉強をしておく。

僕はこれがすごく苦手でした。もっと前から勉強しておけば良かったなぁと思いました。問題のレベルはそこまで難しくないのですが、勉強しておかないと高得点は難しいです。解禁してからはなかなか勉強できないので、はやめに勉強しておきましょう。自分の会社がどのテストを採用しているのかは、みんしゅう等を見ればわかる場合がありますので、チェックしてみてください。自分は読んだことないのですが、そういった情報がまとめてある本とかもあるみたいです。まあ基本SPIは最低限勉強しておくべきだとおもいます。

 

 

(することがなかったら。)

TOEICや簿記の勉強でもしましょう。これがすごく加点になるという訳ではないですが、自分は勉強しているんだぞという安心感に繋がります。あとまあ普通に役に立ちますしね。

 

 

とりあえず、このあたりはやっておいた方がよいのでは?質問などあればぜひぜひお願いします~~

goodfindのセミナーの感想を書いてみる。

こんにちは、けーぴーです。


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就活してたとき、goodfind(グッドファインド)にはよくお世話になりました。

↓この記事にも書いてますけど。

マーケティングがやりたい人に!18卒の僕が使っていた就活サイト比較&まとめ。 - マーケへの就活

 

goodfindはリクナビベンチャー企業版とでも考えてくれれば分かりやすいかな?

ベンチャー企業を中心とした合同説明会やセミナー等を行ってます。サイト上でインターンや選考に申し込むこともできます。

 

掲載されている企業

goodfindでは、

  • コロプラ
  • オプト
  • レバレジーズ
  • グノシー
  • pixiv
  • sansan

などなど、多くのベンチャー企業が掲載されています。

てな訳で、セミナーの感想でも書いてみようと記事を書きました!

goodfindの評判ってどうなんだろう?と気になる人も多いと思いますので。自分も最初に参加したときは緊張した(笑)

 

goodfindセミナーの感想

良かった点

  • 様々な業界のベンチャー企業を知ることができる。(企業水準も高めだと思います)
  • 割と頻繁に開いているので、暇なときに行きやすい。
  • 様々な業界の人事たちとコミュニケーションがとれる。
  • 自分に知識があれば、かなり深いとこまで質問できる。
  • 場合によっちゃ社長が来る。(社長はやっぱり変な人が多いと思った。)
  • 友達ができやすい。ベンチャー志望の人が多いし、界隈のいろんな話ができる
  • 場所が某大手商社の近く。大手とベンチャーを比較できます(笑)

 

悪かった点

  • 掲載企業で、メガベンチャーはほぼない。掲載されているのはやはり良くも悪くも採用に課題をもっている企業ではあるのだろう。
  • 意識高い人に刺さるコピーを書いているのはいいが、事業内容とそのコピーが解離していることがしばしば。(世界の課題を~とか、経営者の排出を~とか、マーケティングで革命を~とか、抽象的なコピーの会社は、実際の事業内容しょぼ!ってなりがち。)
  • GD優秀者は特別選考!みたいなのをアピールしてるけど、そんなのはほぼない。(誰でも受かる一次選考をパス!程度。)
  • 企業もいい人を見つけてやろうとは思ってなさそう。(普通にエントリーして普通に選考に進みましょう。)
  • 業界が絞られていない分、一つ一つの企業に対して浅い情報しか得ることが出来なかったりする。(詳しくは個別説明会にいけってことでしょう。)
  • 交通費は基本でない。
  • コミュニケーション下手な残念な司会者もいる。
  • セミナーの展開がワンパターンで何度も行く人にはつらい。
  • 昔の経歴をアピールするベンチャー社員は、やめてほしい。しょーもない。
  • ベンチャーならではの選民意識みたいなのもみえる。しょーもない。

 

 

セミナーの善し悪しは、司会者や来てくれる人事のレベルに結構左右されますね。悪い点も多く書いたけど、行って損はないと思います。ただ、なんとなく意識が高い感じがして、色々と勘違いもしやすくなるので、その点は注意かな~。

 

意識高い系の就活サイト、最近流行ってますよね。

金になりやすいんだろうね(笑)

良い企業かどうかを見分けるのは本当に大変なので、色んな話を社員さんから聞いたり、ネットで調べたりするのがいいと思います。個人的に、ベンチャーはすごく魅力的だとおもいます。ただ、ベンチャーに入ること自体が目的になってしまうと、人生が狂いかねないので注意です。やりたいことがあって入るのがベンチャーだと僕は思っています。ただ意識が高いふりをしたいだけなら本当にやめとけよ!(笑)