電通と博報堂の残業時間はどれくらい?
電通や博報堂といった広告業界を見ていると、「残業がヤバイ」という話があちらこちらから耳に入りますよね。
電通の新入社員の女性が自殺し、問題になった事件がありました。
また、その三年目前にも、30代の男性社員が過労死で亡くなっていたそうです。
この事件を受け、電通は残業に関する新たなルールを作りました。
- 原則22時以降の残業の禁止
- 22時~翌5時まで全館消灯
- 残業の上限を法定外月間50時間(所定外月間70時間)から5時間引き下げる
これらのルールは電通本体のみならず、グループ全体に適用されることになりました。ただ、これだけで簡単に残業が無くなるわけではありません。そのため、マーケティングオートメーションなどの作業効率化や、新たな人材の採用を増やすなどの対策を現在行っております。
私は電通グループの人に話を聞いたことがありますが、過労死の事件をまだ他人事のように感じているような気がしました。実際、電通本体の中にも様々な部署がありますし、グループを含めるとかなりの人数がいる大企業です。どこの誰が、どれぐらいの仕事量で過労死してしまったのかというのが末端の社員全員に共有されるのはなかなか難しいものです。
博報堂もそれと同じで、現場の社員で改革をしようとしている人はあまりいないのではないでしょうか。仕事がどんどん降ってくるので、残業が出来なくなるほうが困るという考え方をしている人が、まだまだたくさんいます。電通も博報堂も、残業時間で稼いでいるという側面がありますからね。
会社が残業をどれくらいしているのかを調べる方法のひとつとして、ビルの電気がいつ消えるか見てみるというものがあります。
電通の残業時間。
電通は、こんなかんじ。
10時になると電気が消える仕組みのようですね。
暗闇のなか仕事をしているとかいう噂もありますが。そこらへんは内部者じゃないと分からないですね。
博報堂の残業時間。
さて、博報堂はこんなかんじ。
電通で事件が起きる前ですが。前まではこのくらいの時間まで平気で残業してたって感じですね。
社員の方に話を聞くと、「毎日学祭の準備みたいで楽しいよ」って言われます。昔は終電後に帰ったり、てっぺん越えて、次の日の朝の提案まで徹夜してたりしてたって話はどこでも聞きますね。
ただ、最近のことをきくと、こういうルールがつくられたから!とか、昨日は六時くらいに帰れたよという特例の話をアピールされたり、うーん、まだ怪しいですよね。聞ける人は、具体的に何時くらいにいつも帰っているとか聞いたほうがよいです!
10時に会社の電気を消されても、近くのカフェで働いたり、家に持ち帰って仕事をしているという話も聞きます。電通や博報堂と聞くと聞こえがいいかもしれませんが、結局はただの会社員です。人生は会社で完結する訳ではないので、人それぞれの働き方に合わせて仕事が出来るのうになるといいなぁ。。
と思うけーぴーでした。
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