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リクルート各社の違いとは?分かりやすくまとめてみた!

ホットペッパーの昔のCMが大好きです。

どーも、けーぴーです。今回は、リクルート各社の違いについてまとめてみます。

「リクルート 画像」の画像検索結果

さてみなさん、リクルートと言えば何を連想しますか?

リクナビホットペッパー?ゼクシィ?スタディーサポート?

リクルートは、実は色んな事業を展開しているんですよね。詳しくない人にとっては結構謎な会社です。

今の就活の文化は良くも悪くもリクルートが生み出したなんて話も、就活生なら一度は聞いたことがあるのでは?新卒で失敗した人が、2chで「リクルート○ね」なんて書いてたりしますよね汗 まあつまりそれだけ影響力のある会社でもあるわけです。

 

リクルートという会社の魅力としては、

「様々な事業をやっている、立ち上げている」

「編集などに関われる」

「営業力を身につけられる」

「WebやAIを活用できる」

ベンチャー体質を残した大企業」

「多くの起業家を輩出している。」

などがよく挙げられますね。こうしてまとめてみるとスゴイ企業。

ただ、リクルートなんて会社、実はもう存在しないんですよね。知ってましたか?

 

リクルートは事業領域ごとに分社化された。

2012年に、リクルートという会社はいくつかの会社に分かれました。当時は、リクルート精神がうまく受け継がれなくなるのではないか、グループでの連携が難しくなるのではないか等の不安の声が出ていましたが、今ではすっかり山を超えて安定している感がありますね。リクルートに入りたい場合、どの会社に入りたいのか、どの事業に関わりたいのかを明確にしておく必要があります。各会社の事業や特徴をまとめてみたので参考にしてみてね。

 

リクルートホールディングス

 ○○ホールディングスってよく聞きますよね。持株会社ってことです。リクルートホールディングスは、グループ全体の戦略を考えたり管理したりしています。リクルートは元々紙媒体を扱う営業が強い会社でしたが、デジタルの波が来た時にうまく乗り換えることができ、現在ではITの会社の側面が強くなってきています。このITを武器に、どのように世界で戦っていくのかといったところが、今後の中長期的な戦略に絡んでくるので、ITへの興味が無い人には厳しいかもしれません。あと、○○ホールディングスって会社は平均年収がめちゃ高い傾向がありますが、それはグループの偉い人が少数精鋭で集まっている会社だからです。なので、その平均年収を最初から期待するとがっかりする場合もあるかと。

 

リクルートキャリア

 リクナビリクルートNEXTなどの人材領域、特に新卒や転職などの領域の会社です。これらの商品をうまく使って、企業の採用課題を解決していきます。人材の領域は、どの業界にも必要なものなので、広く様々な業界を見ることができます。人々と仕事とのマッチングに興味がある、日本の職選択や、キャリア形成に課題を感じている、様々な業界の人と関わりたいというような人にオススメです。女性の割合も多い一方、「リクナビ」という大きな事業を扱っているので、熱い人や体育会系の人も多いそうです。

 

 

リクルートジョブズ

リクルートジョブズも、リクルートキャリアと同じ人材領域ではありますが、「タウンワーク」や「フロム・エーナビ」、「はたらいく」などのアルバイトや派遣、転職を扱っている会社です。全体のビジョンとして、「多種多様な働き方を実現する」というものがあり、これに共感できる人には向いているのではないでしょうか。例えば、現代における女性の労働環境に疑問があったり、もっとアルバイトをうまく活用すれば社会が豊かになるのではと考えられる人ですね。たかがバイトだと考えてしまう人には、しんどいかもしれません。

 

リクルート住まいカンパニー

スーモでお馴染み、リクルート住まいカンパニーです。住まいの領域に特化しているのが一番の特徴ですね。今まで紹介してきたような会社だと、様々な業界と関わることができますが、この会社では関わる業界がある程度絞られてきます。逆に言うと、確実に自分の興味のある分野で仕事をすることができます。不動産や、暮らしといったテーマに興味がある人には向いているのではないでしょうか。また、スーモが事業としてかなり強く、安定している感じもありますね。個人的な印象ですが、見れる業界が限られているため、起業がしたい人にはあまり向いていないかもしれません。住まい領域で起業したいのなら別かもしれませんが。

 

リクルートライフスタイル

ホットペッパーホットペッパービューティー、ホットペッパーグルメ、じゃらん、ポンパレ、Airレジ等、人々の生活の領域でのビジネスを行っている会社です。これらの事業はどれもかなり強く、経営者がリクルート無しで集客するのは無理だと悲鳴を上げている場合すらあります。例えば、美容院業界ではホットペッパービューティーが絶大なシェアをとっており、2chでこのようなスレッドが立つほどです。

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これは、美容師側の批判でもある訳ですが、逆に言うとそれだけ強く安定した事業になっているワケです。(美容師さんは、ホットペッパービューティーなしでもネットなりなんなり集客の方法がある訳で、リクルートが全部悪いと言ってしまうのは少し違う感じがします。)

まあともかく、リクルートの中でもかなり強い事業ですし、食べ物や旅行、ファッションに興味がある人にとっては、かなり魅力的な会社なのではないでしょうか。

 

リクルートマーケティングパートナーズ

ゼクシイやスタディーサプリ、ケイコとマナブ、赤すぐ、カーセンサーなど、人生の各時期ごとの課題を解決するサービスを提供しています。最近では、ゼクシイの知名度とブランド力をうまく活用した「ゼクシイ恋結び」という婚活アプリを始めたり、意外といろいろと事業展開ができそうな会社です。また、スタディーサプリもリクルートの中ではかなり面白い事業だと思うので、そういったサービスに関わりたい人や、単純にゼクシイなどの編集に関わってみたい人にもオススメな会社だと思います。

 

 

リクルートスタッフィング

リクルートの中で、派遣領域を扱っています。売上もかなり高いようです。女性が働いている割合も多く、仕事も定時とはいかないものの早めに終わるのだそう。業務内容としては、派遣を仲介するような仕事なので、それの繰り返しに耐えられない人には向いていないと思います。派遣仲介の仕事は、イメージが悪かったりすので、リクルートの看板をつけてあるこの会社は親や友達からの信頼も得やすいかもしれない。

 

リクルートコミュニケーションズ

リクルートグループ全体のマーケティングを支える会社。営業という職種が存在しないのが特徴。コンサルと総合広告代理店のいいとこどりみたいなイメージ。ちなみに元面白法人カヤックのコピーライター長谷川さんが新卒で入ったのもこの会社だったと思う。広告に憧れてここに入る人もいると思うが、広告代理店とは少し違うということをしっかり認識はしておくべき。リクルート以外の会社を扱うこともあるが、やはりリクルートに絡んだ仕事が多いそうだ。あと、やることもクリエィティブというよりロジカルよりなイメージがあります。

 

 

リクルート各社の違いが分かったでしょうか。会社ごとに事業が違ったり、雰囲気が違ったり、学べるものが違ったり、いろいろあります。また、今回紹介した子会社の子会社といったレベルの会社まで結構あります。興味を持てる会社もひとつくらいはあったのでは?それぞれの会社ごとに、市場規模はどれくらいなのか、競合にはどんな会社があるのか等を調べれば、さらに勉強になるのではと思います。それじゃあね!